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正しい経営の障害は全部で5つ

どの障害から乗り越えればいいのだろうか?

 

正しい経営の「はじめの一歩」とは?

 

正しい経営が必要な時は会社が成長し始めた時期です。その理由は、会社の成長期が一番倒産しやすいから。

でも、この時期は、黙っていても売上が上がる時期、人もどんどん採用をする時期なので立ち止まって経営について考えることなどないかもしれません。

そんな時に正しい経営なんて・・・・

多くの経営者が、正しい経営を行いたいと思うけど、いろいろな壁や障害にぶつかり、正しい経営をあきらめてしまいます。

では、正しい経営はそんなに難しいものなのでしょうか?

経営者の皆様には怒られるかもしれませんが、私たち会計事務所から言わせれば、正しい経営は実は簡単です。

 

正しい経営は、「はじめの一歩」さえ、間違わなければ

正しい経営が成功する可能性は飛躍的にアップします。

 

でも、ほとんどの方は、「はじめの一歩」を誤り、結果として正しい経営をあきらめてしまったり、正しい経営で失敗してしまうのです。

今まで私は多くの経営者を見てきてそう感じました。

 

正しい経営の障害は全部で5つ

 

では、正しい経営の障害はどのくらいあるのでしょうか?

私は、大きく分けて次の4つだと思っています。(5つ目は最後にお話します。)

  1. 時間の問題(経営について考えている時間的な余裕がない)
  2. 環境の問題(正しい経営を行うための適切なアドバイスが受けられない)
  3. 理念、ビジョンの問題(会社の規模や成長に応じた理念やビジョンがない)
  4. 組織の問題(管理職や経営幹部の育成ができない)

いかがでしょうか?

これ以外に正しい経営づくりの障害となるような項目がありますか?

もしなければ、この障害を全て乗り越えれば、正しい経営は実現するということです。

でも、ここで大きな問題があります。それは、この障害を乗り越えるのには、正しい順番があるということです。

言い換えれば、順番を間違えると正しい経営に失敗してしまうのです。場合によっては、会社が倒産をしてしまうかもしれません。

 

はじめに乗り越える障害は?

 

では、4つの障害の中で、どれを一番初めに乗り越えなければいけないのか?

私の答えは、1.の時間の問題からです。

その理由は、簡単です。小さな会社が創業期を経て成長期となった時、一番大事なのが時間だからです。

創業期のように、経営者が営業や人事総務経理を全て兼業していた時と違い、成長期に入るとそれぞれの職務を代行してくれる社員が増えてきます。

社員が増えた時でも相変わらず経営者が全ての業務に首を突っ込んでいると、時間がいくらあっても足らなくなります。一方で経営者しか行えない業務の重要性が増してくるのもこの時期です。

売上も増えているし、人も増えているから今までのやり方で大丈夫だろうと思っていると、必ず経営上の問題が出てきます。

それは、人の問題かもしれませんし、お金の問題かもしれませんし、営業の問題かもしれません。

最悪の場合は、倒産をするということも起こりかねません。意外なことに会社が倒産をすることが多いのは、過去最高益をあげた翌年です。

成長期に入った小さな会社の経営者に行っていただきたいことは、経営について、落ち着いて冷静に考える時間を毎月半日でも確保することです。

 毎月経営について考える時間を確保できると、会社のことを冷静に分析することができるため、成長期に起こりやすい経営上の課題について、重症になる前に気づくことができ、適切な対処をすることが可能です。

私共は、毎月経営者の方が経営について冷静に考える機会を確保し、ともに経営課題について悩み考えて行くサービスを行うことを決めました。

 

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